周辺高校からの大学合格実績 その2

miyajuku周辺高校からの「大学合格実績/早慶上理編」です。早慶上理とは、早稲田大学、慶応大学、上智大学、東京理科大学という、首都圏の私大の中でも偏差値が70前後という超難関私大をまとめたものです。

横浜翠嵐と湘南はさすがの実績です。ただ、どうでしょう。湘南の数が減っているように思われます。2016年は、横浜翠嵐は309名で湘南は409名でした。この早慶上理の合格者数は、その高校の「出来る生徒の厚み」みたいなものを示しているので、今春については明らかに「湘南よりも横浜翠嵐が出来る生徒の層が厚い」という結果になっています。ここ数年の高校入試でも、横浜翠嵐の倍率はかなり高くなっています。このまま神奈川の県立高校のトップは横浜翠嵐ということになるのか、様子をみたいですね。

地域のトップ校である、川和、小田原、希望ヶ丘、県相模原などは80名〜100名。もちろん、現役、浪人もふくめて、複数合格もカウントしている数ですから、これを3で割ったあたりが、現役で合格している実数だと考えるとよいはずです。ということは、このレベルの高校から早慶上理の大学に現役で合格する数は30名ほどということになります。全校生徒の1割強といったところでしょうか。秦野、市が尾、座間のラインになると20名前後、そこから下の高校からはほぼ合格者はいない、というのが現実です。

大学入試が大きく変わろうとする中、高校の授業がどこまで変われるのかが注目です。たとえば、英語の入試は全面的に外部試験への委託への流れです。しかも「読み、書き、聞き、話す」の4技能でのものです。ネイティブの授業を含めて、英語だけでの授業がどのぐらいの頻度でおこなわれているか、といったところが生徒の英語力向上のキモになります。そんな授業が公立の高校で実施されるのか。予算や教える先生の質と量をふくめて、難しいところにきているのかもしれません。

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