大学入試にプチ異変? 目立つ「追加合格」

数日前のニュースです。

大学入試にプチ異変? 目立つ「追加合格」その切実な理由 定員と補助金のせめぎ合い……
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180324-00000001-withnews-soci

今年の私大の入試は、政府の定員の厳格化方針で厳しいものだった、ということは何度か書きました。記事にもあるように、各私大は、定員を大きく上まわって生徒を入学させると補助金のカットがあり、合格者を少なめに発表しているのです。合格者をしぼっているので、受験生にとっては厳しい入試になった、ということです。

ただ、大学側が想定した以上に、入学手続きをした生徒が少なかった場合、結果的に定員を割ってしまう、ということもおこりやすくなっています。その場合は、追加合格を出すことになるのですが、今年はそれが増えている、ということです。

看護学部を受験していたmiyajukuのM子も、つい先日、東邦大学から追加の合格の通知がありました。本人は、聖マリアンナ医科大学看護専門学校に特待で合格していたので、そちらに進学する気になっていたところでした。3月も終わりに近づき、4月からの新学期を目の前にしてのことでしたが、最終的には東邦大に進学することを決めました。お母さまは初期納入金の百数十万円を突然にそろえなければいけなくなって大変だ、とおっしゃっていました。

国公立大の合格発表が3月半ばなので、そちらを合格した生徒が合格していた私大の手続きを取り消し、結果的に玉突きのように補欠合格者の繰り上げがおこります。そもそも合格者の人数をしぼっていた今年は、その人数が多いのかもしれません。

M子の場合は、聖マリの方が特待合格で、入学金をふくめて何も支払っていなかったから良いのですが、もしも初期費用を払っていた場合はどうなるのでしょう。入学金以外の授業料などは戻ってきます。ただ、入学金は「入学できる地位の対価」として返還義務の対象とされません。

地方から都会に出てくるような場合、住むところを含めて、ぎりぎりで予定が変わってしまう、ということが各地で起こっているのでしょう。