子どもたちの「読解力」が危ない!?

国際的な学習到達度調査「PISA(ピザ)」の調査で「日本の子どもたちの読解力が低い」という結果が出たとニュースになっていました。

「日本の15歳、自由記述苦手? 国際調査で読解力低下」https://www.asahi.com/articles/ASMD343J9MD3UTIL012.html

「情報「使いこなす力」を 国際学習到達度調査PISA」https://digital.asahi.com/articles/DA3S14281438.html?iref=com_footer

ニュースそのものはあまり気にする必要もないですし、一部のマスコミはいつものように針小棒大なタイトルをつけてニュースをあおっているので無視して良いでしょう。ただ、子どもたちの読解力は低下しているか、という問いに対しては、子どもたちの教育に関わっているすべての教師が「そう思う」と答えるはずです。それほど子どもたちの「読解力」は危機的な状況だということは間違いありません。

何がそうさせているのでしょうか。複数の理由がありますが、もっとも大きな理由は「学校で読解力を鍛えるようなトレーニングをしていない」ということにつきると思います。学校の先生が悪いのではありません。学校の先生は忙しくて「子どもの読解力と向き合う時間」を持てません。その状況そのものが子どもたちの読解力を鍛える機会をうばっているのだと思います。やれ英語だ、プログラミングだと何もかも学校に押しつけ、保護者対応やら部活動やらと、とにかくすべてを学校任せという政治や行政の責任なのでしょう。

「読解力」というのは、何も「国語」という教科でだけ鍛えるものではありません。すべての教科で読解力は鍛えられるものです。それは、「読む」という行為だけでなく、読んだ後に「発信する」という行為がともなってはじめて鍛えられていくものです。そんなアクティブラーニングの授業をしっかりと取り入れる余裕をこそ学校に取りもどすべきかと思います。

とはいっても、子どもたちの教育は現在進行形です。miyajukuでは、できるだけ「頭を動かす授業」をおこなうようにしています。幸いmiyajukuは数人から10人の少人数でのクラス編成です。そうした授業がおこないやすいです。と同時に、SNS全盛の時代にあって、長文をしっかりと読む機会も積極的に取り入れていかねばなりません。それもかっちりとした論理的な文章です。

今、miyajuku国語塾のようなものができないかと思案中です。miyajukuに求められているものの中に「国語の力をつけて欲しい」という保護者の方の要求が強いと思うからです。もちろん今までもその部分にはチカラを入れてきました。それをさらに一歩前に進めたい、と考えています。

また、子どもの教育は学校任せにしない、というのが今の時代の常識です。お家でもこどもさんの「読解力」について考えてみてはどうでしょう。親子の会話がどれだけ論理的か。論理的というのは、「はぁ」「うーん」で終わらせないということです。「なぜ」「どうして」をしっかりと子どもに問いかけて言わせる。そんな親の姿勢が、子どもの「読解力」に結びついていることは間違いないです。