成績アップのための「良いノート」のとりかたのポイント
ノートの取り方で最も大切なことは
ノートは「自分のため」にとるもの。決して「人に見せるため」のものではない。
ということです。
最近は、中学校で「ノート提出」なるものがあり、女の子を中心に「美しいノート」を
作る傾向があります。これって本末転倒です。ノートは「自分の復習」のためにとるものです。あとで「あの授業の時に習ったんだけど」とノートをめくってみると「あっ、こういうことだったんだ」ってわかるノートがベストです。
正直、教科担当の先生の評価が高いノートってあんまり良いノートではないことが多いです。いいじゃないですか。ノート提出で評価が低くたって。そんなことのために「美しいノート」を作っても、結果的に自分の実力にはつながりません。高校入試では「あくまでも入試得点が“主”」であって「学校成績は“従”」なのですから。
それでは具体的に「自分の復習」のために作るノートのコツです。
※ 日付と見出しを必ず付ける
※ 余白を十分につくる
※ 適度に色分け(最大で3色)する
※ フリーハンドで書く(定規は使わない)
※ 授業の流れをノートする
※ 図表を加える(あとでコピーを貼っても良い)
※ 自分なりに決まった記号を使う
※ 付箋を有効活用する
こんなところでしょうか。とにかく「自分なりのルール」を作っていくことです。ポイントという文字を➡という記号化する、などといったことです。これを付箋で代用するのも良いでしょう。男の子などに多いのですが、字が小さくてノートにびっしりと文字を書いていく子がいます。絶対にダメです。「ノートはムダに使う」というのが鉄則です。
機会を見つけて「良いノート」のことについて続きを書きます。
miyajukuの生徒たちには「良いノート」の見本を今月のお知らせと一緒に送りましたから参考にして下さい。