良い高校ってなんでしょう。
良い高校ってなんでしょう。
偏差値が高い、部活動が盛ん、生徒が活き活きと毎日を過ごしている、大学進学実績が高い・・・
いろんな判断基準があります。
そんな中、いつもわたしが子どもたちに話しているのは、自分を変えてくれる学校が良い学校だということです。
15歳から18歳の3年間は人生の中で最も成長できる時です。その成長の糧になるものがある学校。成長のきっかけになる種のある学校。それが良い学校だとわたしは思います。
では、なにが子どもたちを変えてくれるのでしょうか。それは「人」です。
その高校に集ってくる仲間。その高校で教えている先生。その高校の卒業生たち。
様々な「人」との出会いが子どもたちに変化をうながしてくれるのです。良い高校とは、良い「人」との出会いのある学校と言っていいはずです。
オンラインではなく、リアルな学校説明会が開催されています。説明会では新しい情報はなにも学校側から話されることはないでしょう。そこで話されることはホームページなどで得られる情報と変わりないはずです。しかし、説明会に集まった自分とは違った制服を着た子どもたち。その子たちの醸す雰囲気こそが説明会の大事な要素なのです。
あぁ、この子たちと自分は高校の3年間を過ごすことになるんだなぁ、という目でまわりを見回しましょう。その空気がしっくりこないようなら、その学校は自分に合わない、というより自分を変えてくれる可能性は低いとみるしかありません。逆に、おっ、何だかおもしろそうな空気だな、と思えるようなら志望校として良いでしょう。
高校は「人」です。