「ポートフォリオ」 新しい学びのスタイル

「ポートフォリオ」という言葉をご存じですか? 小中高校生のお子さんをお持ちの保護者の方、とくにお母さんは、これからの子どもたちのためにこうした言葉をしっかりと理解しておきたいです。

「ポートフォリオ」というのは簡単に言うと「書類入れ」のようなものです。もちろんデジタルのです。もともとはクリエイターなどが自己紹介として見せる作品のことだったのが、最近では教育の分野でも「ポートフォリオ」が使われるようになっています。

子どもたちが、自らの学びを記録して保存し、そこに至るまでのすべてを共有するツールです。2020年の高大接続改革を例に出すまでもなく、子どもたちの学びは「知識のアウトプット」から「主体的な学び」へと急速に移っています。

高校入試や大学入試でも、従来型の「1点の得点差で合否がわかれる」入試ではなく、推薦型の入試が主流となってきています。そして、その推薦入試での合否の判断材料は、単に学校の成績ではなく、子どもたちの学び全体が対象となってきています。

今までですと、入試の時に、願書や自己推薦文や自分の作品、コンクールなどでの受賞歴などを郵送したりしていました。それが、「ポートフェリオ」を利用すると、日常的に自分の学びや活動を記録し、同時にその時の自分の感想や思いも残すことが出来ます。当然、テキストだけでなく、画像や動画などのデータも記録できるわけです。

すでに慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)は「ポートフォリオ」での出願を受け付けています。これから大学入試には急激に広がるでしょうし、私立中学や高校の入試でも利用されるはずです。それどころか、就職活動でも「ポートフォリオ」は広く利用されていくはずです。

しかも、その場合は、生まれてから受験までの自分の活動すべてを「ポートフェリオ」でまとめることさえ可能なわけで、これからは日々の活動が「学びの自己証明」となっていくことでしょう。まさしく受験がますますホーリスティック(全体的)になっていくわけです。

「ポートフォリオ」の代表的なアプリが「Feelnote http://feel-note.com 」です。こにでは動画で「ポートフォリオ」を紹介しています。是非ともご覧になってください。miyajukuでは、こうしたアプリもしっかりと研究して、子どもたちの未来への学びに少しでもアドバイスが出来るようにしていくつもりです。また、7月の保護者会では、「ポートフォリオ」についてもわかりやすくお話ししたいと思っています。