私大定員、管理強化見送り 定員超なら助成減、3年間拡大せず
今朝の朝刊のニュースです。
私大定員、管理強化見送り 定員超なら助成減、3年間拡大せず
https://www.asahi.com/articles/DA3S13686734.html
「文部科学省は19日、来年度から予定していた、私立大学を対象とした入学定員の管理強化を3年間見送ると発表した。定員を上回る入学生が1人でもいたら、その人数に応じて私学助成金を減らす予定だったが、既に行っている管理強化で一定の効果が上がっていると判断した・・・・・・」
高3生には朗報です。
首都圏の私立大学の入学定員の厳格化で、この春の大学入試はとても厳しいものになりました。
以前の記事 https://miyajuku.com/miyajuku_blog/20180420/
来春入試でもその管理を文科省はさらに厳格化するといっていたのですが、思っていた以上に「大学入試の激戦化をまねいてしまった」という批判からいったん厳格化のペースを弱めることにしたようです。
とはいっても、今年の春と同程度の管理強化をすることには違いないので、来春大学入試も今春大学入試と同程度の「厳しさ」になるということです。それでも、今年以上の厳格化が見送られた分だけ、高3受験生にとっては「少しはホッとする」ぐらいの効果はあるかと思います。
受験校を決定していく上で、きちんとアドバイスをしてもらえる人を見つけましょう。ひとつの大学、学部でも、センター利用、学部統一、学部単独と少なくとも3日程の受験チャンスがあります。ただ、大学によってはそれぞれの試験に割り当てている定員に大きな違いがあり、それぞれのチャンスの難易度は一様ではありません。
とくに、ここ数年の定員厳格化によって、首都圏の大学の難易度は大きく動いています。大学入試は多様化して複雑になっています。その中でなんの作戦もなく受験していくことは無謀です。