江戸東京博物館

雨降りが確実な日曜日。山に行くには「ちょっと」という雰囲気。そこで、新聞記事で気になっていた「発掘された日本列島2006-新発見考古速報展-」というのを「江戸東京博物館」まで見に行ってきました。いつもながら思うことですが、本物の迫力というのは実際に目にしないとわからないものです。今回も、九州で発掘された総重量400キログラムの石人(武人をかたどった石の埴輪)をはじめとして多数の展示を興味深く見ることが出来ました。最も関心をひいたのが佐賀県で発掘された木簡です。甲斐の国から当時の佐賀県の唐津に防人としてやってきた若者の名が記されていたものです。この地方の役所が置かれていたと思われる遺跡の発掘で出土したものだそうです。山梨県から佐賀県へ国土防衛のためにかり出された兵士たち。どんな思いで海を眺め、毎日を過ごしたのでしょうか。7月23日まで開催しているようです。
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