作戦勝ち(^_-)
息子が受けたのは「公募推薦」という試験形式です。推薦とはいいながら筆記試験があります。それも「小論文」と言いながら「英語」やら「数学」やらの内容です。それと30分程度の面接が一人ずつあります。
さて、息子のおかれた状況です。
息子は「生物化学系」の学部・学科への進学を希望していました。それなりの高校には行っていたので勉強はそこそこやっていました。センターで理系科目85%、文系科目60%~70%をとれるかなぁ、といったところ。河合の私大模試の偏差値で55~57といったところ。早慶は無理でもMARCHは何とかなるかな、といった状況です。
今回の公募推薦は5名の募集。倍率は8倍ほどです。センターのボーダーが80%弱ぐらいの大学です。が、公募で受けてくる受験生のレベルはそこまで高くないとよみました。センターまで待つと、もう少し上の国立を目指していた生徒が自己採点の結果が思わしくなくてこっちに移ってくるからです。公募は受かれば進学するのが前提です。このレベルの国立を受験する生徒は、早慶ならばそっちへ、MARCHならば国立と考える者も多いはず。最初からこのレベルの公募を受験しないはずとのよみです。
また公募の問題がpdfのファイルで3年分公開されていました。これを見ると英語の長文読解問題とその長文の内容をふまえた小論、数学の小問10題、数学的な発想を試される記述問題、といった内容。これはかなり対策の取りようがあると考えました。実際、うちの塾のスタッフに数学を、私が英語をと分担して予想問題を3回分ほど作りました。
公募なので面接点もあります。息子は5歳から空手をやっていて高校でも関東大会には出場しています。受験する大学にも空手部があり、そこでも続けたいとの希望もあり、その点をおしていくことにしました。同時に空手部ですので、それなりにはっきりした受け答えが出来ます。また、学校でも何度も面接の練習をしてくれて、過去の卒業生のデータなどを元に繰り返し練習をさせられていたようです。
まあ、そんなこんなの作戦の成果だと思っています。
もちろん、私の塾ではすべての高校生に同じような手間暇をかけていますよ。これだけは強調させておいてください。