教員採用試験

教員採用試験の2次試験を間近にひかえたM子とちょっと話をする。M子は当塾の卒塾生で、大学に入ってからはチューターとして塾の手伝いをしてもらっている。今年は神奈川県だけでも600人の小学校教員の採用があるらしい。東京都をはじめとした首都圏ではどこも大量の採用が続いているようだ。

うーん、質の確保が出来ているのだろうか。ふと疑問に思った。倍率も2.7倍程度という。今は1年間の試用採用期間ももうけられているので、そこで適正を判断することもできる。知人に聞いたところによると、実際にある程度の数が正規採用にならずに教職を断念しているのだという。

教員免許更新制度のことでいろんな意見があるだろう。しかし、教師として明らかに不的確な人物がいることも確かだし、そうした人に退場していただく制度がなかったことも確かだ。

誰がそれを判断するのか、運営上の問題も多く残る。が、これだけの大量採用が続くのであれば、いろんな意味で「ぬるま湯」体質を改善する必要はあるだろう。

もちろん、M子には合格してもらって神奈川県の教育を担っていって欲しいと心から願っている。二次は「面接・模擬授業・バスケットボール・水泳などなど」という内容らしい。ファイト。

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