バッテリー

何とか今日(土曜日)の授業は終えられた。明日は荒れた天気になりそうだ。多くの大学でオープンキャンパスが予定されている。地方から来られている方も多いだろう。何とか目的を達せられることを祈るばかりだ。

さて、「バッテリー」を久しぶりに通読した。自分で課題図書にしたのだが“どきどきしながら”読むことが出来た。小学5・6年生(中学生にも)には是非とも読んでもらいたい本だ。

筆者自身が「文庫のあとがき」にこう書かれている。「・・・世に出たのは1996年の暮れだった。・・・酒鬼薔薇、九・十一テロ、イラク、拉致、不況、倒産・・・改めて向かい合う機会を得た。」

確かにそうだ。時代は動いている。しかし、「・・自分を信じ、結果のすべてを引き受ける。そういう生き方しかできない少年をこの手で、書ききってみたかった。」と、筆者が言う少年はさらに輝きを増しているように思う。

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