湘○高校体育祭

今朝もジムによって5kmのラン+40分の筋トレを。さて、ここからの記事は書くことをちょっと躊躇していたのだが、このブログは私の子育てへの考え方を書いても来ている。そうした意味で避けて通ることも出来ないだろうと、思い切って書くことにした。

今、私の娘の髪の毛は下の写真のようになっている。

髪の毛

娘は高3生。全国広しといえども、この時期にこの髪の毛の高3生はそういないだろう。が、娘の通う高校には50名近くのこうした髪の毛の高3生が存在する。15日におこなわれる体育祭の「仮装パート」のメンバーたちだという。

何度か紹介してきたが、この高校では、この時期に体育祭を実施する。全学年を縦割りに8色にわけ、下の写真のようなバックボードや、

バックボード

次の写真のような仮装で各色ごとに対抗戦をおこなう。

仮装

衣装から大道具、小道具まで全部生徒たちがパートに分かれて作っていく。中でも、全体のストーリーや踊りや体型を決めていくのが「仮装パート」で、体育祭の花形だ。

そもそも神奈川県の進学トップ校が、この時期に全校でこんな行事に力をかけていることにも批判は多いだろう。今年で60回目の体育祭だ。ずっとこの伝統が続いている。が、こんな髪の毛にする伝統がいつから生まれたのかわからない。

でも、彼ら、彼女らにとっては、「青春の爆発」の表現なのだと思う。とてつもないエネルギーの発散なのだと思う。「髪の毛をすごいことにするけど良い?」と聞かれたとき、「ダメだ」とは言えなかった。さすがに、数日前に写真の状態になったのを見たときは「絶句」だったが。道行く人も、みんな「えっ」という顔で振り向いていく。「親の顔が見てみたい」という視線も感じる。

全国の高3生たちがそれこそ必死になって勉強しているとき、こんな髪の毛で踊ったり、バックボードを作ったり、衣装を作っている高3生を「とんでもない」という人も多いだろう。でも、彼ら、彼女らにとっては

「最高の舞台で、最高の仲間たちと、最高の1日を過ごすため」

のかけがえのない時間なのだと思っている。親としては彼女を全面的に信頼するしかない。大学入試について本人は、3月20日の後期日程までを視野に入れて取り組むつもりのようだ。ここまでやりきれば「切り替え」た後もやりきってくれるでしょう。そう信じてている。

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