かなりマジメに(^^;)
miyajukuに通う生徒は小4から高3まで。頼んでもないので「塾経営コンサルタント」なるモノからの電話が時々ある。「生徒を10倍に増やします」なんてわけのわからんFaxをしょっちゅう送ってくるモノたちだ。「先生の所は対象はどういった学年なんですか?」「小4から高3までだよ」「だめですよ、そんなんでは。塾のコンセプトがぼやけてしまいますよ」余計なお世話だ。こっちはこれで22年も1カ所で塾を続けている。
miyajukuの強みは、逆に「中学受験、高校受験、大学受験」をあつかっていることにあると思っている。正直、中学の定期試験対策で85点を90点にすることに大きな意義を認めていない。もちろん仕事なので一所懸命に5点アップのための時間は使う。が、本当は「その先にあるもの」をいつも見つめながら指導することを心がけている。
自分の力で大学に進学すること。自分の考えで学ぶべき学問の領域を決めて大学に進学すること。自分がどうやったら他人のために生きていけるか、社会の役に立てるのか、そんな意識づけのもと大学に進学できること。大学に進学した後も、自分の研究に没頭できる基礎学力を高校までに身につけること。
そのために今なすべき事は何なのか、それをつねに考えていたい。
中学受験で終わりじゃない、高校受験で終わりじゃない、それは次のステップへの通過点でしかない。さらに大学受験も終着点ではない。
理想を言えば、50歳になったときに「あの大学に行って良かったなぁ」と思えるような進路選択。そんな進路選択に少しでも関って後押しできれば、それが私の塾への基本的な考え方だ。
何か、こんなことを書いてみたくなった午前中でした(^^;)