13キロのウォーキング
京急の馬堀海岸の駅から数分の公園に9時に集合。200人以上の方が集まっている。みんな私よりも20歳は年上のお年寄りばかり。ストレッチをしてウォーキングがスタート。猿島を海の向こうに見ながら浦賀インターを左に見て旧浦賀道を歩く。ペースは速い。時速5キロほどでどんどん歩いていく。
最近まで使われていた浦賀ドッグ沿いを歩く。あの咸臨丸もこのドッグで修理をして太平洋をアメリカまで渡っていったという。きちんと保存をして欲しい。旧陸軍桟橋というのは、あの氷川丸をはじめとした引き揚げ船が、戦後、南方からの復員者たちを運んできた場所とのこと。
灯明台は江戸時代を通じて浦賀を航行する船のために点灯し続けたものだという。江戸の菜種問屋たちが管理をしたのだという。明治5年まで使われていたらしい。天気も良い。海がきれいだ。房総半島も間近に見える。
ペリー公園で昼食タイム。ここは1853年にアメリカ大統領からの親書を受け取った場所。伊藤博文書の大きな記念碑が建てられている。ペリー記念館という展示館もあり、当時の様子をわかりやすく展示していた。ペリーは太平洋を渡ってきたとばかり思っていたのだが、ヨーロッパ経由で来ていたことを知った。
その後、久里浜花の国という公園に向かう。かなりの急坂を登っていく。キバナコスモスが満開できれいだ。広大なコスモス園もあったが、まだ四分咲きといったところ。花の国の先の公園にて解散となった。久里浜駅から京急に乗って帰宅した。良い天気の中、気持ちの良い13キロのウォーキングだった。
それにしても元気な方たちばかりだった。メタボとは縁遠いお年寄りたちばかり。こうしたイベントにどんどん参加してウォーキングをするような方は元気な毎日を過ごしているのだろう。人間は気の持ちようでいくらでも変われる。