今日から9月
今日から9月。中学生は期末試験まであとわずか。T中は期末試験まで5日、M中も12日。小6受験生、高3生も「いよいよ」という気持ちを持ってくる時期だ。大学入試センター試験まで145日、中学入試までは160日。約5か月ほどだ。もう一度、ここから当日までの流れをしっかりとつくっていく必要がある。小6生はお父さん、お母さんがタイムスケジュールを、高3生は自ら学習計画を立てる必要がある。
出来る生徒と出来ない生との「差」は、先までの見通しを立てて毎日の学習をおこなっているかによるところが大きい。ただ何となくやるのと、ひとつひとつの学習に意味を持たせてやるのとでは大きく違ってくる。小6生も高3生も繰り返し言ってきたことがある。
9月までがひとつの区切りだよ。10月からは過去問題演習にはいっていく。過去問演習は、今まで学習してきた単元ごとの学習と違って、決められた時間の中で合格得点をとるための演習だ。今までの学習が縦方向に深めていくモノだとすれば、10月以降は、横に広げていく学習になる。単元ごとの知識理解は9月までに整理しておかないと10月以降にそんなことをやっている時間はなくなるよ。
小6生、高3生は、遅くとも10月の半ばからは過去問演習にはいっていく。そのことをしっかりと自覚しておくこと。中3生はいつも言っているように、受験勉強は11月の後期中間試験が終わってから。それまでは、2回の定期試験、英検、漢検、数検と目の前の課題をひとつひとつ片づけていくことだ。
もうひとつ。受験勉強をルーチンワークにしてしまうことだ。高3生ならば、月曜はセンター英語、火曜はセンター化学、水曜はセンター数学・・・ などというように、やることを決めてしまい、それを5回転で1ターム、などとして進めていくことだ。小6生は、ルーチンワークを塾で指示して実行しているから、それを丁寧にこなしていくことだ。
「あっ」と驚く勉強法などない。ひとつずつ、ひとつずつ前に進めていくこと。出来るのはそれだけだ。