槌音プロジェクト
昨日は、湘南高校吹奏楽部の定期演奏会にでかけてきました。私の娘が昨年から地域の社会人吹奏楽団で活動しはじめ、そうした関係からOGとして出演するとのことだったので、久しぶりに聴きに行ったわけです。良かったです。久しぶりの高校生の演奏は新鮮でしたし、いつもながら伝統の上に新しいものが作られていく様子は楽しいものでした。
そんな演奏会で、KSKという活動を知りました。希望ヶ丘高校、湘南高校、川和高校の各吹奏楽部が、東日本大震災からの復興を目指す大槌町の支援する活動です。KSKの活動については ここ http://kskcharity.web.fc2.com/introduction/ksk-winter-concert.html にあります。また、大槌町での「スプリングコンサート」の様子は ここ https://www.facebook.com/tsuchioto/posts/816175725123550 にあります。
「槌音プロジェクト」といって、将来的には大槌町に音楽だけではなく、様々なイベントの拠点となるようなホールの建設を目指しているようです。もちろんそう簡単なことではないでしょうが、高校生たちが、自分たちの日々の活動を通して被災地とつながっていこうという姿に胸をうたれました。大槌町の小学生、中学生、高校生たちといっしょに演奏することが、音楽という手段を通じて皆を元気にする源になっているようです。
自分がふだんからおこなっていることを通して社会につながっていこうとすること。バーチャルでなく、フェイス・トゥー・フェイスでのつながり。そんな大切なことをあらためて高校生たちから教わりました。大震災から4年。私自身も何ができるか、もう一度問い直してみたいです。
同時に、中学生で吹奏楽部に所属しているみんな。KSKの三校を目指してみましょうよ。大好きな音楽を仲間と楽しみ、音楽を通じての社会とのつながりを見つけていこうとしている高校生たち。そんな仲間に入ることができたら、気持ちの良い高校生活を送れるはずですよ。