部活動ってなに?
12月の半ばから、週に2回、通常の練習を終えた後に外部コーチの指導が21時までおこなわれるようになりました。自由参加ということですが、今の中学の部活の雰囲気では、そこに所属している生徒個々の意思での「不参加」という選択肢はないのと同じです。土日も遠征といって朝から夜までの練習。
中学の部活動としては「やりすぎ」だと思います。
その部活に所属している△△子。もともと器用な方でもありません。勉強も好きではない方です。結果的に振り回されて、疲れてしまい、ドタバタしてしまい・・・ という状況になっていました。中1の子どもです。現実の自分と頭の中の自分に違いがあります。それ以上に、これだけの活動を強いられて心身ともに疲れないはずもありません。
正直、部活を辞めるべきです。部活動をやめなければ勉強をあきらめることになります。どちらかです。
部活と勉強の両立、というのは、聞こえの良い言葉ですが、こんな「とんでもない活動」をする部活動では、ほとんどの生徒にとっては両立は不可能です。部活動なのか勉強なのか。どちらが中学生としての本分なのかを親が選択して強制力を発揮すべきでしょう。いや、それ以前の問題として、こんな活動を続けていては、心も身体も頭もぼろぼろになるだけです。なにひとつ良いことは子どもにとってありません。
親もいいかげん、部活動=正しい、という感覚から脱却しましょう。何のための部活動なのか。新年です。親子で話しあう機会を持つことも大事なのではないでしょうか。自分の成長に、子の成長にどれだけ寄与するのか。それがただひとつの観点です。
「学校から部活がなくなる? 完全外部化の是非」
https://news.yahoo.co.jp/byline/ryouchida/20180102-00080021/
こんな報告もされています。わたしは賛成です。そろそろ部活動は学校から完全に切り離して、目的と担い手を明確化する時なのだと考えます。その前に。わたし(ぼく)にとっての、わが子にとっての部活動。しっかりととらえ直してみて下さい。