「やる気が出ない」は、勉強しない理由にならない

「勉強しなきゃいけないのはわかっています。でも、やる気が出ません」
生徒と話していると、ときどきこんな言葉を聞きます。
少し厳しい言い方をします。
「やる気が出ない」と言っている時点で、もうかなり負けています。
なぜなら、
「やる気が出たら勉強する」
という前提に立っているからです。
でも、勉強はやる気があるときだけやるものではありません。
スマホを見たい日もある。
疲れている日もある。
眠い日もある。
何となく面倒な日もある。
そんな日の方が普通です。
だから、やる気が出るのを待っていたら、いつまでたっても始まりません。
目次
勉強に「やる気エンジン」はいらない
成績を伸ばす生徒が、毎日やる気満々なわけではありません。
「面倒だけど、とりあえずやるか」
それくらいで机に向かっています。
やる気がなくても教材を開く。
英単語を10個だけ覚える。
数学を1問だけ解く。
大事なのは、この「最初の一歩」です。
実際、やる気というのは、始めてから出てくることも多い。
「やる気が出る → 勉強する」
ではなく、
「とりあえず始める → 少し乗ってくる → 続ける」
この順番です。
必要なのは「やる気」ではなく「仕組み」
「やる気が出たらやる」というのは、とても便利な逃げ道にもなります。
だから、気分に任せない。
帰宅したら英単語を10分。
夕食後に数学を2ページ。
20時になったら机に座る。
そんな小さなルールを決めてしまう。
勉強するかどうかを、毎回自分に相談しないことです。
受験で強いのは、
いつもやる気がある人ではありません。
やる気がなくてもやる人です。
勉強に「やる気エンジン」は必要ありません。
必要なのは、やる気に左右されずに動ける習慣です。
やる気を待つな。先に手を動かせ。
そこから勉強は始まります。