私立の進学校

息子がある国立大の公募推薦の試験を受けるのだが、私がこうした仕事をしているので、ネットで過去問をダウンロードしていっしょにやっている。

小論文という名の入試なのだが、問1は英文を読んでその内容についての質問に日本語で答える小問が5題。問2が問1の英文のテーマに対しての自分の考えを400字程度で書かせる問題。問3は数学の小問が5題。問4は数学の証明問題。問5が統計的な問題。

これが出題傾向だ。

数学はいっしょにやったあと、学校の先生にも見てもらったのだが、これがすごかった。徹底的に手を入れられた後、今年の出題予想までしてくれて、何を学習しておくべきかのアドバイスまでもらってきた。

その先生は、さらに過去数年の問題を確認し、数2の範囲からしか証明は出ていないこと。しかも、教科書の囲み問題からの出題がくさいこと。今年は三角比についての出題が予想されることを提示してくれたようだ。

募集人数が5名なので普通に考えて合格は無理だ。学校の先生もそれはわかっているはずだ。それでもしっかりと指導を怠らない。同時に、きちんとセンターと二次の対策もやっておくように、と言ってくれている。そもそも学校の授業がセンター対策になっているので予備校に通う必要もない。理系なのだが国語はしっかりと古典で得点がとれるように指導がされている。日本史もそこそことれるまでのレベルには持っていってくれている。

公立の学校ではこうはいかない。

明後日からは模擬面接もやってくれるとのこと。自分の考えをある程度まとめておこう、と息子は机に向かった。

私立の進学校の教師のレベルは高いし、受験指導のプロがそろっている。本当にそう思う。

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