大学への志望理由

息子が推薦の書類の一部である「志望理由書」の書き方についてたずねてきた。学校でも指導がされたらしく、数枚の「志望理由書の書き方」なるプリントも持ってきた。

概ねその通りで進めればよいだろう。いきなり下書きしていくのではなく、書きたいこと、書こうと思うことをまずは箇条書きのメモ程度で良いから、思いつくかぎり書いてみろ、とアドバイスした。電車の中、授業の合間、ちょっとした時間に考えてメモってみるとけっこう良いアイデアが浮かぶものだ、と。

そんな話をしている中、どうも息子が今回の大学を志望するに至った根っこには、私としたいろいろな旅や体験がベースにあることを知った。

息子とは海でディンギーに乗ったり、山に登ったり、北海道や東北一周の旅をいっしょにしたりと、いろんなことをやった。

まぁ、自分の癖でもあるのだが、いわゆる観光地にはあまり足を運ばず、その土地の歴史や文化、人の生活にふれるような旅が多かった。

たとえば、

鮭の養殖というと北海道というイメージがあるが、実は、日本で初めて鮭の養殖に成功した場所は新潟県の村上地方なのだ。私と息子はそれを実地に見ようとそこを旅したことがある。鮭と日本人とか、村上地方では塩引きの鮭というその土地ならではの保存法が出来たとか、そんなことを知る旅に連れ回した。

そんなこんなが、大学選びの原点らしいのだ。

うーん、なんと言って良いのか。私にはそんな意図は全くなかったのだが。