小学校の算数の授業

中1の数学の授業をやっていると、どの生徒も小学生の学習がしっかりとなされていないことに気づかされる。たとえば「割合」や「図形」の分野でそれが顕著だ。「450円のx%引き」がすぐに出来る生徒はほとんどいない。

原因は小学校での学習量、とりわけ問題演習量が足りていないので、学習内容が定着していないことにある。あれだけ薄い教科書になったのになぜなのだろうか。

それは、小学校の学習のメリハリのなさにあると思う。とにかく計算の分野に時間をかけすぎだ。最後の一人が出来るようになるまで残りのすべての生徒の学習を止めてしまう。

薄くなった教科書にも「規則性の問題」「□を使った問題」など、中学の学習につながっていく分野も多いのだが、そうしたページはさっさと終わらせてしまう。「割合」や「図形」の単元も同じだ。

いろいろな生徒が混じって学習しなければいけない大変さはわかるが、ごく普通の能力を持つ生徒たちが中学に進んでから困らないような授業をおこなって欲しいものだ。