国語の「聞き取りテスト」

横浜の方で塾をやられている先生と話をした。横浜市の学校では国語の定期テストに「聞き取り問題」が出題されるのだそうだ。ある文章の朗読を放送で流し、それに対しての設問に答えるという形式だという。

しかし、多くの学校の先生は自分で作問せず、教師用指導書に付属するCDを使って問題を作るらしい。某大手塾は、いろいろな教科書会社の指導書を買い込み、それらを試験対策で生徒に聞かせる。生徒は試験の際に聞く問題が初めてではなく、何度か塾で聞かされた問題になる。

確かに、学習塾は生徒の成績をあげるために存在している。学校の成績をあげるためには、その試験問題に対応した対策をとってあげるのが使命だ。

某大手塾もそうした使命に燃えての対策だろう。やるなぁ、という感想とともにちょっとした違和感も覚えてしまう。

目の前の成績をあげてあげることは大切だ。同時に、しっかりとした実力をつけさせることも重要なのではないか。あまりに目先の対策にとらわれてしまい、本当の力をつけさせることが忘れてはいけない。