前を向くこと
高2生の数学の授業を担当していた息子と帰宅する。こうした時がいろんな話が出来る。
「増田屋ってどういう仕組みなんだろう?」と、帰りがけに塾の隣にあるそば屋をみて聞いてきた。「フランチャイズなんじゃないか。」「フランチャイズって何だ?」「塾やコンビニにも多いんだが・・・」と、フランチャイズの話をする。「お前も経営学の授業ぐらい大学でとれないのか?」「水産経営っていう授業はあるんだけどな」「そうかぁ、やっぱり何でも海に結ばれていくんだなぁ」「しょうがないよ」「でもさ、デニーズとファッキンでは全然経営のスタイルがちがうんだ。」ということで、自分がバイトをした事のある二つの企業の違いを話し始めた。それはそれで私もためになった。
家に帰ると、娘が袋を持って何かを話したがりそうに寄ってきた。「今日ね、首都大学のオープンキャンパスに友達と行って来たんだ。」そこから、今日のオープンキャンパスの様子を聞くことになった。娘の大学への印象は良かったようだ。センター5教科7科目でしっかりと得点できる実力をつけること。ぼちぼちとそんなことを考えながらやっていこうや、そんな話をした。
何でそうなのかはよくわからないが、うちの子供達は前を向いて歩いてくれている。子供が前を向いていること。それが確かめられれば、親としては安心できる。いや、それで親はその日を安らかに終えられる。そんなもんではないだろうか。