海洋科学
今日も帰りの電車での息子との会話。
「コリオリって何なんだ。」
「何だ、急に。」
「今読んでいる本に出てくるんだけど、よくわからん。うなぎの子供がどうして日本に流れつくのかって本を読んでるんだけど。」
「あぁ、そういうはなし。コリオリの力って言うのは地球の自転で生じるんだよ。大きさは物体の速さに比例するらしいんだけど。北半球の海流の中では進行方向に対して直角にはたらいて・・・だから、浮遊生物たちがどうやって海流の流れを乗り換えていくかってことを考えるのに大事な力なんだよ。うなぎのレセプトならば、黒潮にのるのがコリオリの力にかかわってるんじゃないの? わかった?」
何となく振った話だったのにきちんと説明された。海洋科学の授業で学習したばかりだったらしい。その話の後、プランクトンは浮遊生物に対する名前で、 これに対し、水流に逆らって遊泳できる生物をネクトン といい、底で生活する生物をベントスとよぶ、なんて話題に続いていった。
いやいやすっかりと大学生になっているのにびっくり。今度は、海洋生物学にどうして微分・積分が重要なのかを聞いてみようと思っている。
楽しい話題が続きそうで楽しみだ。