あるお母さんとの会話から
今日は高3のセンター模試から。今日もながーい1日がスタートする。
数日前、小学生の問い合わせに見えられたお母さんとの会話を急に思い出した。岡山県から最近こちらに越してこられたそうだが、ちょっと前に行った授業参観での様子にびっくりして塾探しをはじめたと言うことだった。何でも、国語の授業のほとんどすべてを音読にあてた授業だったらしい。いろんな点で疑問を感じられたという。
「こちらの小学校では、勉強をさせる、という感覚が全くないように思えて。越してきたばかりで親しいお母さんもいませんし、情報がなくて。」ということだった。
全国的にそうちがうとは思えないが、首都圏の学習を取りまく環境が違うとすれば、私学の存在だろう。確かに、しっかり勉強させたいご家庭は、早い段階から私学に進学させる傾向が強い。かといって、公立に通う子供達の学習がおざなりになって良いわけではない。
話し出すと長くなるので別の機会にするが、あまりに「自分解決型」とか「自分で発想する」などといつたスタイルにこだわりすぎ、演習や繰り返しの学習をスポイルした今の小学校の学習を検討し直さねばいけないと愚考する。
miyajukuはそうした状況の中で、とにかく演習を中心に「学習に向かう姿勢」をしっかりとつくってもらうことを小学生への学習のテーマにしたいと思っている。