自分を見失わないこと
毎日が「あっ」という間に過ぎていってる。これから年末に向け、そして1月のセンター試験をはじめとする入試シーズンに向けてさらに加速度的に時間が過ぎていくのだろう。これは受験生も同じこと。そんな中、大事なことは「自分を見失わないこと」だ。
といっても、「どうしたら自分を見失わないですむの?」ということだ。とにかく1週間タームで決めたことを継続的に進めていくことだ。月曜日は「数学のセンター問題を1A/2B」、火曜日は「理科の私立大問題を1年分」、水曜日は・・・ といったように、曜日ごとにそこまででやることを決めておきそれを1か月単位で回すことだ。まだセンターまででも90日はある。大きく3回転の計画を立てることが出来る。
高校受験も同じこと。こちらはもっと単純化できる。11月末まではとにかく学校の勉強を中心の学習でよい。同時に、11月末の段階で中3範囲をすべて終わらせるペースで学習を進める。これは塾に頼ればよい。ちゃんとした塾はそうしたペースで指導を進めているはずだ。11月末の定期試験が終わりしだい「受験勉強」にはいる。ここから先の話は後日。
中学受験にしても、今大切なことは「量よりも質の深化」だ。計算と漢字知識の問題集は1日単位で管理しながら進めていく。あとは塾の宿題を丁寧に片づける。過去問については塾でやり→家でやり直す。時間があれば、今までで出来なかった問題を「出来なかった帳」にまとめる作業を繰り返す。模試や月例テストも「出来なかった帳」の材料だ。
さて、飛ぶように進んでいく時間の中で、どれだけ「繰り返しの学習」を丁寧に出来るか、それがこれからの勝負になる。