恋人にふられました(-_-)

今週は二人にふられた。ボディブローはきいている・・・ こちらからふったのではなく、ふられたときはやはりきつい(-_-)

一人は高2。この時期、私の意識は高3、中3、小6の受験学年に向きがちになってしまう。そうした意味で他の学年の生徒との関わりが手薄になる。自分ではそうしているつもりは全くないのだが、物理的にそうなっていたのだろう。高2のこの子はとってもよい子だ。出来れば来年、いっしょに大学受験に向かっていきたかった。もっと関わってあげるべきだったと反省することしきりだ。ちょっと泣きたい気分m(_ _)m

今一人は小6。こちらは思いっきり熱意を注いでいた最中なので「袖にされた」感が強い。もちろん、退塾があったのだから検証が必要だ。この子は受験学年の生徒だ。先月も1人辞めているが、それは私が退塾勧告を出したのも同じなのでしかたがなかった。今回は違う。

入試日まで100日を切っている。ここで塾を替えることは、ここまで積み上げてきたカリキュラム・学習法を全く替えることになる。そんなリスクを冒してでも、それでもなお「替えたい」という欲求があるということは、miyajukuの指導に問題がないとも言えない。そうさせてしまった自分の指導に問題はなかったか、それを検証すべきだ。

あれこれと考えた。

が、私は自信を持って生徒たちに最善の指導をしてきたと言い切る。ここで塾を替える決断を後悔させるだけの指導を、今後とも生徒たちにおこなっていく自信がある。春先から、一人ひとりの生徒の受験可能性のある学校に足を運び、募集担当の先生と人間関係を作ることもしてきた。2/1に受験した後、得点を教えてもらい、不合格の場合はアドバイスまでもらえる関係を作っている。そんな努力をしていることもわかってもらっていたはずだ。

それでも・・・

ここで塾を替えることまでしないと子どもを変えられない、という親の意思の表れなのだろう。チェンジが必要と判断されたのだろう。それはよく理解できる。子どもの合否は最終的に親が負うしかないのだ。とにかく、miyajukuにいるよりも、新しい環境に移る方が、リスクは大きくとも合格に近づくと判断されたのだろう。

しかたがない、が・・・ それを認めることは決して出来ない。出来るわけもない。何があってもその判断を後悔させるべく、その生徒に注いでいた愛情を何倍にしても他の生徒に降り注ぐ。全員を合格させる。

とにかく、指導法をふくめて、私は何も変える必要はないことは検証した。

生徒は塾を選ぶことが出来る。こちらは選ばれる側だ。この段階で去られたことは寂しいが、しかたがない。頑張れ、というだけだ。ふられた男は、あきらめるしかない。同時に、その愛情を増幅して私についてきてくれる生徒にそそぐ。それがふられた男の覚悟だ。

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