戦略
家に帰ると娘が赤本を前に何やら考えている様子。話を聞いてみる。どうも後期日程の小論のことのようだ。娘が志望する大学の後期日程は、センターが800点で、二次が小論のみの400点。小論というのは“くせもの”で、誰もが思い浮かべる「作文」ではないことが多い。普通に英文や数学の問題が出題されたりする。
息子と一緒に過去問を見ると、どうも「誰にも解けない小論」のようだ。息子が言うには、「この『実験の過程を考えて述べよ』って問題だけど、この方法はオレもつい最近大学で習ったばかりだよ。高校生にはムリだよ。」
つまり、この二次の小論は受験者のほとんどすべてが0点をとる可能性の高い問題だということだ。ということは、結果的にセンターの800点で得点が高い方が合格する。
受験というのはおもしろい。すべてに「表」と「裏」がある。二次の小論が誰も解けないような出題だということも多いのだ。こうしたことはどこの本にも書いてない。塾や予備校の先生に分析してもらうしかない。
センターを重視する。基本的な戦略を娘と話し合った。前期日程は二次重視だが、後期日程まで考えるとセンター重視だ。
先日も書きましたが、とにかく受験についてのことはまずはわたしに相談してください。娘だから親身になっているのではありません。基本的にmiyajukuの生徒はみんな同じです。
さて、明日は6時おきだ。偉い人たちの前での前で挨拶もしなければならない。早く寝ないと・・・