良い刺激

小6の首都圏模試の結果が戻ってきた。個々に問題点はあるが、それはこの後の保護者面談でお母さんたちといっしょに考えていく。

ちょっとショックだったのは○○ちゃんの結果だった。悪い意味でなく良い意味でショックだった。

○○ちゃんは、夏が終わってから受験クラスに入ってきた。本来ならば断るところなのだが、お父さんと本人の熱意が強かったことと、入塾テストの国語の成績が良かったことから、個人指導を併用しての学習ならば、ということで受け入れた。算数は短期間でも何とかなるが、国語の読解の力は数ヶ月でどうなるものではないからだ。

jugemのブログに書いたので割愛するが、とにかく確固とした学習スタイルを○○ちゃんは持っていた。その点については塾で指導する必要は全くなかった。集中力、根気、素直さ、これらも文句のつけようがなかった。砂が水を吸うようにどんどん新しいことを吸収していく。すばらしい実力を持っていた。

そんな○○ちゃんの初めての模擬試験。何しろ、私立受験の学習を今まで全くしてきていないのだ。国語の力はあるので、ある程度の得点を取ってくるとは思っていたのだが、算数も国語も文句のつけようのない成績だった。いきなり、miyajkuの小6受験クラスのみんなを抜き去っていく勢いだ。

もともと出来る子は出来る、といってしまえばそれまでだが、小6受験クラスのみんなの今までの時間は何だったのだろうかと考えさせられてしまった。いや、そうした生徒が入ってくれることで、「なにくそぉ、オレらも負けてらんねぇよ」といったバネにしてもらいたかったのも確かなのだが。それにしてもすばらしい結果を出してくれた。

塾は入ってきてくれた生徒の実力を伸ばすことが仕事だ。入塾してくる生徒のレベルはさまざまだ。いきなり入ってきた生徒が、今までの生徒たちを抜き去っていくことは当然あり得る。でも、今までの生徒たちにも頑張ってもらいたい。今までmiyajukuで頑張ってきた時間に誇りを持って○○ちゃんと競い合って欲しい。

同時に、○○ちゃんがどうして出来るのか、それを盗み取って欲しい。○○ちゃんのノートはmiyajukuで1年間を過ごしてきた生徒のもののようだ。それだけ完成されたノートをとっている。きっとすばらしいお父さん、お母さんの指導があったのだろう。いろんな意味で切磋琢磨して欲しい。

本当に良い刺激になりそうだ。

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