刺激

高2の定期試験対策の数学の授業を担当していた息子と一緒に帰宅する。娘はリビングのテーブルいっぱいにいろんなものを広げて勉強中。ビールを呑む私に日本史の質問をいくつかした後、生物の勉強をはじめる。今度は風呂上がりの息子に生物の質問をする。そんな中、息子が「精原幹細胞」について話をはじめた。

「精原幹細胞ってさ、手っ取り早く言えば精子になる前の細胞なんだよ。それでいて継続的に自己再生し、分化した前駆細胞を産生することが出来るんだ。サバにマグロを産ませるっていう技術もこの精原幹細胞に由来する卵に通常の精子を受精させて・・・」と。娘は「へぇ。大学の授業ってそんなことをやるんだ。」「お前もさ、どっちかっていうと化学寄りの生物を勉強したいんだろ。」「そうなのかなぁ。でも、お兄ちゃんの大学は何でも海洋生物に話がいっちゃうよね。」「お前さぁ、オレが何の大学に行ってるかわかってるの。」「そうだよねぇ。」「でもさ。どこに行っても同じだと思うよ。農学部に行けば、同じことを農産物で考えることになるわけだし。たまたまオレの場合は海洋生物ってだけのこと。」と話が進んでいた。

良い刺激を受けているねぇ。身近にこうした人間がいると、より具体的に大学進学後のイメージがわいてくる。そうすればモチベーションも高まり、頑張ろうって気持ちもよりつよくなっていく。今やっている自分の勉強が、何につながっていくのかをイメージすることはとても大切だ。大学入試は自分の「夢」を具体化するスタートなのだから。

私がmiyajukuの生徒たちに対して思っていることも同じだ。自分が大学でやること。それをどれだけ具体的にイメージさせられるか。そうした手助けをmiyajukuがしてあげられれば、そう考えている。ここが何よりも大切なところだ。

家の息子と娘が数年後に交わしている会話にはもう立ち入ることは出来ないだろう。それはそれで楽しみなことだ。と言いつつ、ちょっとでも理解できるように、明日にでも本屋に行って「生物学と遺伝」についての本を買ってきて読もう、などと思っています(^o^)