国語の読解力

国語の読解力をつけるにはどうしたら良いでしょうか。やはり、たくさん読書をするしかないのでしょうか。そんな相談をうけることがよくある。

国語の文章問題を解くチカラと、読書の量とは相関関係にはない。

読書というのは、あくまでも自分の読み方をするもの。それは、同じ料理を食べていても、人それぞれに味わい方も、おいしい、まずいの感じ方も違うのと同じこと。読書はあくまで能動的。

国語の読解というのは、筆者の意見・考え方を読み取るモノ。それは、料理コンテストの審査員のようなモノ。自分の味覚ではなく、あくまで料理そのもののと正対して味を判断する。読解はあくまで受動的。

算数や数学の問題を解くとき、そこに書かれている内容を理解しようと努めるはずだ。自分の意見や感想などを差しはさむことはしない。理科や社会の教科書を読むときもほぼ同じこと。国語の読解はこれらとほとんど同じ作業をすることだ。

今の学校の国語の教科書は、物語文の分量がとても多い。小学生のあの薄っぺらな厚さのほとんどがメルヘンチックな物語で占められている。しかも、あなたはどう思いますか? という発問が中心の授業内容。国語という教科が、読書になりさがっている。

同時に、漢字の意義を学ぶこともほとんどなく、三字や四字の熟語、慣用句などもほとんど学習しない。社会用語などはひとつも出てこない。そもそも筆者の主張がはっきりした論説的な文章など、中学の教科書にさえほとんど掲載されていないのが実際だ。

これで、読解のチカラがつくはずもない。

読解力をつけようと思ったら・・・ 続きは後日書きます。