私立中学受験をしようとするお母さんへ

 私立中学受験をしようとするお母さんにいつもアドバイスすることがある。何よりも大切なことは、親の受験に対する考え方、芯になるものが重要です、ということを。
 中学受験はある意味でキリのないものだ。偏差値で35のあたりの学校から、70越えの学校まである。高校受験であれば、学校成績やら模試の結果やらで、だいたいどの程度の学校をねらえるかの見当がつく。それが、中学入試の場合には、見当をつけるための材料がほとんどない。
 しかも、中学入試は一発勝負で合否が決まる。高校受験のように学校成績などが加味されることはない。どうしても、一発逆転があるのでは、と考えがちになってしまう。
 おっきな塾はひたすらに高みを目指させる。可能性は無限大だと言い続ける。カリキュラムも高いところを目指すように出来ていて、それをすべての生徒に強要する。芯をもっていないお母さんは、ひたすらにそうした流れに流されていってしまう。そしてムダな時間とムダなお金を使わされることになる。
 5年生の間は10時30分には寝かせます。その流れの中で出来る範囲で受験に向かわせます。たとえば、こんな芯でいいと思う。流されないためにも、是非ともそんな芯をもっていただきたい。
 入試問題を見ていただければすぐにわかる。地元の中堅校を受験するのであればどの程度の学習が必要なのか。また、○○中学であれば・・・ そうしたイメージを大切にしていただきたい。決して踊らされないように、そのために確固たる受験のイメージをお母さんが持つことこそ大切だと思う。