大学3年時に何を作り上げているか
高校生の三者面談を授業後に続けているので帰宅が遅くなってしまう。でも、この時期に面談を組んで良かったと思う。その中身については、ぼちぼちと書けるときに書きたい。
家の息子は相変わらずの実習から戻ってきたばかりだ。今回は、八ヶ岳の麓の甲斐大泉に行ってきたようだ。水が豊富なこの場所に、ニジマスなどの内水の魚をあつかう実習所があるらしい。今回も、ニジマスの選別、受精、などなどハードな実習だったらしい。「山がきれいだったろ」と聞くと「確かにそうだったけど、眺めている余裕がなかった」という答えだった。
これで、実習は一段落とのこと。就職活動を本格化するようだ。エントリーした会社からいくつか返事が来ているという。行きたい会社を3社ほどにしぼっているようだ。すべて水産系の食品会社。良い選択だと思う。自分がやってきたこと、やりたいことに合致している。その3社がダメならば大学院に行きたい、という方針に対しても、はっきりしていて良いと言っておいた。
私から見ても、紙の上だけでなく、実習を通じて広く海と水産について学んでいる。そんな人材は企業側も欲しいのではないか、と思う。まぁ、親ばかも入っているかもしれないが 良い学校に進学できたとも思っている。いろんな意味で力をつけさせてもらっている。
大学3年時に何を自分が身につけているのか、そんな命題をmiyajukuの指導の中心に据えたい。偏差値だけでない学校選び、と良く言われる。それは、大学3年時に何を身につけさせることが出来ているか、ということだと思う。
厳しくなっていくだろう社会の中を生き抜いていく「なにか」を身につけさせたい。
結局、そこが親としての一番の関心事でもあるし、教育に対する期待でもあるだろう。
小学生の指導でも、中学生の指導でも、高校生の指導でも、そんなことをいつも頭においておきたい。