Desperado(デスペラード)

試験対策が続いてちょっと疲れ気味。帰りの電車ではSuperflyの曲を聴いている。それにしてもSuperflyは歌がうまい。

昨日、たまたまつけたテレビで「Desperado(デスペラード)」を彼女が歌っていたのを聴いた。このイーグルスの曲を私が初めて聴いたのはカーペンターズの「緑の地平線」というアルバムでだった。カレン・カーペンターの歌声にまさしく戦慄したものだった。高校生だった。そして、一所懸命に訳した詞の意味が全く不明で「・・・」となったのを覚えている。何で「ならず者」が「愛は虹の色(デスペラード)」という邦題なのか全く不明だった。

Superflyの「Desperado(デスペラード)」は、そのとき以来の戦慄だった。いやぁ、本当に上手だった手書きハート youtubeにリンクがはってあるので聞き比べてみてください。

Don’t you draw the queen of diamonds, boy
She’ll beat you if she’s able
You know the queen of hearts is always your best bet

ぼうや、ダイヤのクイーンを引いちゃったのかい
相手によっては君は負けちゃうんだよ
ハートのクイーンが一番いい手なのを知っているんだろ

あの人を好きになってしまったの
傷つくのはあなただってわかっているでしょ
どうして私の方に振り向いてくれないの

ねぇ、どうして彼女にアプローチしないの
彼女が君を袖にすることだってあるんだよ
君にとっての切り札はいつも手に届かないものばかりさ

どんな訳だって成り立ってしまう。誰が歌うかによって歌詞の意味が変わってしまう。おもしろい歌だ。英語の日本語訳は、誰が何を伝えたいのかを考えることが大切だ。ということは、その「誰が」という部分が変わってしまうと意味がガラッと変わってしまう。

今度、高校生に邦訳(和訳じゃないですよ)の宿題を出してみようかな?

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