ひとりごと(^^;)
今朝は予備校に向かう娘といっしょに家を出た。理学部の娘は4年次に所属する研究室を決めなければいけないらしい。8つある研究室のうちのどれにするか、車内でいろいろと話を聞いた。
普通に考えれば「自分がやりたい分野」を選択する、ということになる。娘も「ショウジョウバエをつかった遺伝子を研究するところ」を考えたらしい。でも、そこの研究室は朝から夕方までしっかりと拘束されるとのこと。理系の場合は大学院に進むことを前提に4年次の授業が進むことが多い。そうなると、就活に大きな影響が出てしまう。娘の場合は体育会の部活にも所属しているのでその稽古もある。
第2希望は「酵母の研究をしているところ」、第3希望は「タンパク質の研究をしているところ」とあるのだそうだが、帯に短したすきに長し、ということらしい。「研究の内容を第一義にしないで、就活の時期にある程度自由がきくことを前提に選んでも良いのかな、とも思っている」というので、「それで良いんじゃないかな」と答えておいた。息子もかなりキッチリとした研究室に所属していたので、その大変さを見ている娘は思うところもあるのだろう。
これで研究みたいなものから離れるのだからしっかりとやっておきたい、という気持ちもあるし・・・ かといって少しは遊んでおきたいし・・・ 部活のこともあるし・・・ 就活の勉強もきっちりとやりたいし・・・
「研究室+就活+部活」というのはそもそもムリがあるだろう。どれかをある程度あきらめるしかない。難しい問題だ
大人になるにしたがって「いろいろと折り合いをつける」ことが増えてくる。どう「折り合いをつけるか」で、その後の人生の流れが決まっていくことも確かだ。大事なことは「優先順位」ではないだろうか。それと「決めたことはキッチリとまもる」ことは大切だと考える。そんなことをやんわりと伝えることぐらいしか出来ないが・・・