震災と学習塾

今日の午前中は首都圏各地の学習塾団体の合同会議だった。私は神奈川県私塾協同組合の専務理事として初めての出席。自分の塾の仕事だけでも精一杯なのに、協同組合の仕事も引き受けて、なおかつ全国の学習塾の団体さんとのおつき合いなどとんでもないと、今までは顔を出してこなかった。

でも、震災があった。ただでさえ「お山の大将」ばかりで、横つながりの脆弱な塾業界のこと。こうした災害にはとても弱い。阪神淡路大震災の際には、6割以上の学習塾が廃業に追い込まれたという。鉱工業などへの支援は厚いが、三次産業、中でもサービス業への行政の支援は薄い。さらに、学習塾などこの際なくなってしまえ、と考えている方もたくさんいらっしゃる。学習塾の社会的地位はまだまだ低い。同じ業界に生きるものとして、少しでも支援できれば、と私なども思っている。

ただ、支援といっても、東北各地の学習塾は、首都圏以上に組織化されていないということで、受け入れ側の体制も整っていないという。支援金を募ったとしても、それをどこにどのようにつかうのかさえ難しいようだ。そんな中、少しでも前に進んでいこうとしている他団体の方々には頭が下がった。今後は少しでもお手伝い出来れば、と思っている。

このブログを読んでいらっしゃる学習塾経営者の方。確かに、塾にとっては横のつながりは必ずしも必要ないのかもしれません。つながったからといって、自塾の生徒が1人でも増えるわけでない、それなら団体に所属する意味もない、と考えるのも正しいでしょう。でも、同じ業界の他の方が困っているとき、その方を支援するということは、そこに学ぶ子供たちを支援することにもなるのだと思います。

出来るところで、お互いに横つながりを持つことをしてみませんか?