思春期の男の子の育て方
日曜日の保護者会でもお薦めし、その時に十数人の方にはすでに買っていただいた本です。淺野中学・高等学校の校長先生だった淡路雅夫氏による著書です。こう書くと私立中学受験をするような男の子の育て方が書いてあるのか、と思われるかもしれませんがそんなことはありません。ふつうの男の子の子育てに関して「なるほどなぁ」と素直に肯ける内容になっています。
以下、帯に書いてある紹介文と目次です。
無口になったり、反抗的になったり、変な格好をしてみたり…。小さいころはかわいかったのに、なんだか最近ちょっと違うみたい。ケータイやゲームとの付き合い方、お金のことから問題行動まで、中高一貫男子校で40年間教鞭をとった著者が、思春期の男の子のお母さんからの質問に答えます。
第1章 「うちの子、このままでいいのかしら?」と心配になったら(幼稚園児みたいな子どもは成長しているのか?;忘れ物が多い、提出物が遅い… ほか)
第2章 「うちの子、前と違うみたい」と思ったら(これって反抗期なのでしょうか?;バランスのとれた食は、生活の基本 ほか)
第3章 学校・勉強とどうやってつきあうか(「勉強しなさい」と言う前に;不得意科目は能力の問題ばかりではない ほか)
第4章 今、大きな問題をかかえて困っているお母さんに(どんな家庭でも「不登校」の子どもが出ることはある;普通の家庭の子どもも非行の問題を起こす ほか)
第5章 子どもを育てるのは、何のため?(「子どもの面倒を見る」とはどういうことか?;子どもを危険から遠ざけようとするよりも… ほか)
親の役割は、子供が安心して自己と葛藤できる環境づくりをしてあげること、といった著者の考え方がどのページからも読み取れます。つねにそばに置いておきふとしたきっかけに読むことで、いろんな気づきが出てくるような本です。
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