翠嵐高校や湘南高校で欠員が出る!?

翠嵐高校と湘南高校は神奈川県のトップ校の両雄です。今回の入試でも、志願変更後の倍率で、翠嵐高校は2.07倍(317名募集で656名の志願者)、湘南高校は1.86倍(358名の募集に666名の志願者)を集めた。

15日の学力検査の欠席者は翠嵐高校が56名で600名の受験者、湘南高校が22名の欠席で644名の受験者となっている。当日の欠席者というのは、志願変更後に第一志望の私立高校に合格したので学力検査を受けなかったという受験生たちだ。いずれにしてもかなりの倍率になった。

そんな翠嵐高校と湘南高校で欠員が生じて2次募集がおこなわれるかもしれない、といったらみなさんはどう思いますか? 実は、この2校だけでなく、横浜、川崎地区の上位校はどこもそんな可能性があるのです。みんなかなりの倍率が出ているのにそんなことはあり得ないだろう、と誰もが思うはずです。

実は、15日の県立高校の学力検査の日に、慶応などの難関私立高校の発表が重なりました。これらの難関私立校を第一志望としている生徒たちは、とりあえず翠嵐や湘南などの県立高を受験しているわけです。その後、希望の私立校に合格しているのですから、多くの生徒たちが特色検査、面接を受験しなかったはずです。であれば、これらの生徒たちは不合格になるから問題ないのですが、そうせずに受験を続けた生徒もいるようなのです。

いろんな理由があるでしょう。中学校での指導が徹底されなかった。所属している塾が自塾の合格実績を出したいために受験させた。などの理由が想像されます。ただ、これらの生徒たちが28日の発表で合格した後、実際は私立の方に進学をしたとすると、その分の欠員が生じてしまうわけです。

果たしてどのぐらいの人数がそうした選択をしているのかわかりません。また、高校側もそれを知っているはずですから、合格者を前もって上乗せして発表するかもしれません。ただ、もしもこうした事態が生じたとすると、28日に不合格になった生徒は納得できるはずはないですよね。

とにかく、公立高校の入試日程が早すぎるのです。15日の入試日など、日本全国で最も早いほうなのではないでしょうか。しかも、昨日も書きましたが、最長5日間に及ぶ試験日程も考えものです。県立高校の生徒たちは、先週の金曜日から昨日まで学校がお休みになるわけです。

一度変わった制度は数年間続くのが常ですが、即座に直した方が良い部分は英断を持って修正した方が良いと考えます。