あと一歩

冬期講習の2日目です。小4生から高3生までが入れ替わり塾にやってきます。そんな中、やはり気になるのは小6,中3,高3の受験生たちです。中でも中3生が気にかかります。なにしろ、彼ら、彼女らは受験勉強をはじめてやっと1ヶ月にしかならないからです。

小6生はすでに3年近く受験勉強をしています。学校の勉強とはまったく違う学習を続けてきていますし、中学受験は当日の入試得点だけで合否が決まります。ある意味では今の中3生よりも数段も受験生としての覚悟は高いのです。この冬期講習は受験校の過去問の解き直しが中心の学習です。すでに過去5年分はしっかりと解き終わっています。それをもう一度すべて解き直してカンペキにしていきます。

高3生はセンター試験対策を中心に学習します。彼らはmiyajukuに小学生、中学生から通っています。しっかりと受験生としての覚悟はたたき込まれています。こちらから何を指示することもありません。自分の目標に対してもくもくと進んでいます。今も英語のリスニング対策中です。1点の重みをしっかりと知っている生徒たちです。

問題は中3生です。確かに頑張っています。自分を追い込みはじめています。しかし、まだまだあまいです。自分で自分の限界を設定しています。そんなことはない、と本人たちは言うでしょう。でも、自分の殻を破って前に進んだ経験のある生徒は皆無です。そんなことはない、ということが、すでに自分の限界値を設定している証拠です。

今年の中3生はみな優秀です。今の段階での志望校は、湘南高校、厚木高校、大和高校、鎌倉高校、海老名高校などなど、その多くがトップ校or準トップ校を志願しています。模試の結果もほぼ全員がボーダーラインを越えたところにいます。だからこそ、もう一枚自分の殻を破ってほしいのです。

しかも、この生徒たちの多くは小5や小6からmiyajukuに通ってくれていた生徒たちです。何とかしてあげたいです。結果を出すことで、ここまでmiyqjukuに大切なお子さんをあずけてくださった御父母の方の期待に応えることになります。

小6生、高3生の「気」は塾内に充満してきました。ここに中3生たちの「気」が合わさると「全員第一志望合格」に近づいていくはずです。あと一歩です。この冬期講習で彼ら、彼女らの目の色を変えていきます。

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