2期制から3期制へ

来年度から大和市の小中学校は2期制をやめて3期制に戻すらしい。10年ほど前に、全国的に3期制から2期制へと雪崩をうつように変更され、ここ数年で再び3期制に戻す動きが出てきている。そもそもなぜ2期制に変更されたのだろうか。

2期制のメリットは以下のような点だといわれていた。

☆ 年間10時間~30時間の授業時間を確保できる。
☆ ゆったりと長いスパンで指導計画を組むことができる。
☆ 3学期のテストと成績表作成の回数が減るので、教師の事務作業を軽減することができる。

それでは、どんな問題点があったのだろうか。それは、学期の途中で夏休み、冬休みという長い休みが入ってしまい、けじめがつきにくいという点につきるだろう。7月の終わりの夏休み前に成績表が出ず、夏休み明けの9月はじめに期末試験がある、というタイミングは、こどもたちにとって良いものではない。気持ちの整理はつかないし、気持ちよく夏休みを過ごすこともできない。

授業時間数の確保も、始業式の後などに授業を入れるなどすれば解決できるし、事務作業についても、高校入試などの関係で11月末にはいったん成績を出さねばならないなど、2期制だからといってそれほど軽減されない。そもそも2期制にして良かったことが何なのかの検証もしっかりとなされていない。

こどもたちは短いスパンで定期試験が入った方が勉強するに決まっている。3期制への変更はこどもたちにとっても歓迎すべきことだと思う。