公立の学校の格差!?

かつては、公立の学校はどこに行っても大して差がなかった。というよりも、金太郎飴のような学校にすることが行政側の目的だった時期もあった。それが、いつの間にか公立の学校にも格差が生じつつある。もっというと、特色ある学校づくりの名の下で、行政が積極的に学校間格差を進めている感さえある。

たとえば、公立の中高一貫校。相模原中等教育は、今春初めての卒業生を出して、とんでもない実績を示した。2020年の教育改革について知れば知るほど、中高一貫校がますます優位になっていくことを確信する。といっても、あの適性検査を突破できるのは、多くて各小学校から1人だけ。その1人はある意味では公費で相当な教育を受けることが出来る。

地方の学校も改革が進んでいる。鹿児島県立の中高一貫校は、全寮制で全国から生徒を集めている。内之浦の宇宙センターが近くにあることから、宇宙学を学べることを特色としているようだ。県立の学校が東京や神奈川で説明会を開いて生徒集めをしている。ちょっと前なら信じられない光景だ。この鹿児島の学校だけでなく、島根の学校をはじめとして、全国から生徒を集め始めた地方の公立学校が続々と出てきている。

島根の「隠岐島前高校」での教育など、来たるべき2020年の高大接続改革後の学力観にぴったりの指導だと思う。もしも、私の子どもが中学生だったら、この学校への島留学も高校選択のひとつになるはずだ。それほど魅力的な指導をしている。これからの教育は、自ら考え、自ら発想し、自ら行動することが求められる。島全体をフィールドとして、すべてを学びの対象としているスタイルは本当に良い。

まあ、最初に「学校間格差」といってしまったが、良い意味での「特色ある学校づくり」としておこうか(^_-) 少なくとも、誰もがちょっとした努力でどの学校にも進むことができるわけだから。さらに、全国規模で公立の学校が競い合うことは、それぞれの学校に刺激が与えられ、そこに通うこどもたちに良い影響を与えるはずなのだし。

お父さん、お母さん。本当に考えた方が良いですよ。21世紀型のスキルとはいったい何なのか。大切なわが子に、そうしたスキルを身につけさせるにはどうすれば良いのか。いっしょに考えていきましょう。このブログでも情報を発信していきますし、年内には、そんなお話しが出来る父母会を持ちたいとも思っています。