周辺公立高校からの「早慶上理大学」への今春合格実績

周辺公立高校からの「早慶上理大学」への今春合格実績です。「早慶上理」というのは、早稲田、慶応、上智、東京理科大という首都圏の超難関大学を便宜的にひとくくりにしたものです。大学がG(グローバル)大学とL(ローカル)大学に区分されていく、といった状況の中で、G大学に間違いなく属する大学です。

早慶上理大学

表を見て気づくことですが、このレベルの大学に進学できるかは、ほぼ高校進学時に定まってしまっているということです。416名の湘南、300名の翠嵐の第1グルーブ。100人〜150人の合格者を出す、厚木、川和、小田原、横浜SF、県相模原、希望ヶ丘、相模原中等の第2グループ。30人〜50人の合格者を出す、大和、鎌倉、横浜費瀬沼、秦野、市が尾などの第3グルーブ。それ以外の高校からも数名の合格者が出ていますが、これは、何らかの事情でその高校に進学してしまった、という生徒です。ほぼ「早慶上理」のレベルには合格者はない高校のグルーブといって良いでしょう。

大学入試の問題は、その入学難易度に比例して問題の難易度があがっていきます。「早慶上理大学」の入試問題は難しいです。通常の高校の授業を受けていて解けるような問題ではありません。ましてや、難しくなったとはいえ、現在の県立高校入試問題で300点前後しかとれなかった生徒が、3年後の大学入試で「早慶上理大学」の入試問題を解けるチカラをつけるのはほぼ不可能といえます。いつも書くことですが、学力は「飛躍的に伸びる」ということはゼッタイになく、「少しずつ、少しずつ」しか伸びていかないものなのです。そこには「魔法」はあり得ません。

300点前後、というのは、座間や海老名に合格出来る得点です。そのレベルではこの表にあるように、「早慶上理大学」への合格は“ほぼない”ということを知っておいてください。それぞれ10名ほどが合格していますが、1名で2学部に合格をしたものも2名と数えますし、浪人生もふくむので、10名の合格というのは、実際は現役で1名〜数名の合格ということになります。この人数は、高校選択時にもっと上位校に行けたのに、近いからといったような理由で座間や海老名を選んだ、というような生徒の数です。きっと入試では400点をこえる得点をしていたはずです。県入試問題で300点の得点率の生徒が、大学入試で「早慶上理大学」を目指すのであれば、部活など一切せずに「ひたすらに勉強をする」こと。それも、高校の授業の内容をはるかにこえた学習をすること、が必要になってしまいます。

身もふたもないいいかたになってしまっていますが、そうした現実をしっかりと知った上で、大人はこどもたちの進路へのアドバイスをしていくべきです。夢を見ることは大切です。しかし、高校進学時の学力が、中学3年間でやっていたのと同じような時間の使い方しかしていないのに、グングン伸びていくということはないのです。ましてや、中学時以上に高校で部活動に時間を費やしてしまえば、学力はどんどん落ち込んでいくばかりです。部活動を否定するつもりは全くありません。ただ、高校での部活動は、中学校以上に学力と反比例すること。それを親はしっかりと知っておきましょう。

それにしても、やっぱり相模原中等教育の実績のすごさに驚くばかりです。初めての卒業生なので、すべてが現役生。それも160人の卒業生での実績です。本当にすごいです。きっと部活動はあくまでも「教育活動の一環」であって、学習することを優先事項として6年間を過ごしているのでしょう。