九州の旅 国東半島
5月2日の土曜日。朝の7時には博多をレンタカーで出発。今日は以前から行って見たかった大分めぐりです。
2時間半で「宇佐八幡」へ。日本に数ある八幡社の総社です。奈良時代、道鏡の事件で大きな役割を果たした神社です。ご存じない方は日本史の教科書等でご確認ください。
いやいやすばらしいお社です。今日は30数年ぶりの本殿の補修が終わったばかりということで、上宮の中に入ることができました。2時間半をかけてじっくりとまわりました。
大分県立歴史博物館によって、「富貴寺」へ。博物館には富貴寺の創建当時の極彩色の実物大セットがありました。実際の富貴寺の建物は九州で最も古い木造建築です。もちろん国宝です。阿弥陀さまも平安時代の様式をしっかりとどめています。
さらに、真木大堂で重文の九体の仏像を見て、熊野磨崖仏へ。国東半島には独自の仏教文化が花開いていたことがよくわかりました。
杵築の武家屋敷を見学して別府です。国東を堪能しました。瀬戸内海を真ん中において、大和政権の時代から長い間、中国・四国・九州北部は人や文化が行き来していたのでしょう。あらためてそうした見方で地図をながめてみたいです。
ここ に写真が何枚かあります。