部活動を見直しましょう

今朝の朝日新聞の記事です。

運動部、休みはありますか? 中学2割、休養日決めず スポ庁、全国体力調査・・・部活動に行き過ぎがあるとの声を受け、初めて全校を対象に調べた。類似の調査では、旧文部省が1997年、中学生を対象に調べたところ、週に6~7日活動している生徒が72・4%いた。土曜に活動していた生徒は59・6%、日曜は73・9%だった。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12708157.html

先日も、高1のM子と模試の結果をもとにして話をしました。M子はかろうじて月曜日がお休みですが、その他の日は平日で19時頃まで、土日はほぼ1日の練習のようです。わざわざその競技をやるために進んだ高校なのでわたしもあまり言いたくはないのですが、このままの成績ではM子の夢を実現できる大学進学はゼッタイに無理です。1月からは通塾日を増やして勉強にもチカラを入れる、ということで話をしました。

といっても、根本的には部活動が過多なのはかわりません。

時代が変わりました。部活動については親の側も意識を変える必要があります。「部活動=良いこと」といった先入観を捨てましょう。過度な部活動は“害”ばかりでひとつも“益”はありません。今の時代は「ひとつのことに専念する」人材ではなく「様々なことに取り組める人材」が求められていることは間違いないのです。「部活バカ」は誰も求めてはいません。学校も、そこに働く先生方も、時代錯誤の中で動いています。

学校の塀の中と外では全く常識が違ってしまっています。

何度もいいますが、わたしは部活動を否定しているのではありません。部活動はおおいにやるべきでしょう。ただ、結果第一主義と合理性のない過度な活動、顧問やOB、OGによる上から押しつける指導、そういった時代にそぐわない活動を是正しましょう、と言っているのです。

とにかく週に2回は活動を休む、そのうち土日のどちらかは必ず休むといった取り決めを、文科省や自治体が強制力を持ったものとして出すべきでしょう。また、活動時間についても3時間以内、などというガイドラインを作ることも必要かと思います。すべての競技で全国大会をやめて、地域の大会までにすることも良いのではないでしょうか。

部活動にとられていた時間で、子どもたちは様々に他の可能性を追いかければ良いのです。勉強だけでなく、ボランティアでも、家の手伝いでも、友達と過ごす時間でも何でもよいでしょう。とにかく「豊かな」時間の使い方をしましょう。