本人しだい、はゼッタイにダメ!

三者面談が続いています。そんな中で、お母さんにちょっと厳しいことを書かせてください。

よく、お母さんが「本人しだいですから」という言葉をおっしゃいます。これはゼッタイに禁句です。この言葉を聞いた子どもがなにを思うかを考えてください。お母さんは、あなたしだいって言っているのだからここで発憤して頑張ってくれるはず、という気持ちなのでしょう。しかし、子どもの方はそうは受け取りません。なんだ、わたししだいなんだ、そんなもんでいいんだ、と受けとめるに決まっています。

お母さん自身を振り返ってみてください。自分しだいで頑張れた経験ってどのぐらいありますか? もうすぐはじまるオリンピックの代表選手だって、1人に何人ものコーチや監督がついて、アドバイスを送り、精神的に支え、叱咤激励しているのです。15歳の未熟な子どもです。その子しだいでできることなんてたかがしれています。やっぱり、周りからのあらゆるサポートが必要なんです。

厳しい言い方をさせていただければ、本人しだいは親の責任放棄でしかないのです。すいません、ここまで言ってしまって<(_ _)&gt

言葉ってとても難しいです。お母さんが全くそうした思いを持っていなくても、子どもはそう受け取ってしまうことがあります。今の子どもたちは、自分ではなにもできませんし、自分で目標を設定して頑張ることもできません。目標の立て方から懇切に教えていく必要があります。それでいいのか、といわれればダメに決まっています。どこかで自立してもらわねばなれません。でも、現実に15歳の子どもたちの現実に目を向け、なんとかしてあげるのが大人の役割だと思うのです。

また、それがわたしの仕事です。

面談をしていても、みんなとにかくフニャフニャです。高校進学への方針は? と聞いても、普通でいいです、みんなと同じでいいです、真ん中よりちょっと上でいいかな、なんて答えばかりです。彼ら、彼女らがどうというのではなく、時代の雰囲気なんです。だからこそ、お母さんも頑張ってください。ここから半年間は子どもと対峙しましよう。徹底的にかかわっていきましよう。ゼッタイに「この子しだい」などと考えないでください。子どもの高校受験は、お母さんも試されていると思ってください。

頑張りましょう!