まとめテストについて

夏期講習の前半授業は今日で終了です。8日〜10日までの「森の学校」をはさんで夏期休業になります。小笠原沖にある台風5号の進路が気になりますが、「森の学校」も意義ある3日間にしたいと思っています。

さて、まとめテストについてです。まずは小学生。公立中に進学するクラスの「まとめテスト」はすでに終わっています。生徒たちはどんな感想を家で言ったでしょうか。「習ってないことばかり出て全然できなかった」と言わなかったでしょうか。この感想は、中1生あたりも同じかもしれません。さて、本当に「習っていないことばかり」の問題だったのでしょうか。

そんなことは全くないのです。今回のテストの範囲は1学期までで学習している単元からしか出題されていません。では、どうして子どもたちは「習っていない」と言うのでしょう。彼ら、彼女らの「習っている」は「できる」「わかる」と同義なのです。わからない問題、できない問題は、すべて習っていないに分類されます。

どうしてそんなことになってしまうのか。それは、学校の試験が、すべて「できる問題」でしかないからです。学校のテストでは「わからない問題」は出題されません。ですから、テストというのは100点が取れるもの、すべてできるもの、といった常識があるのです。今回の塾のテストは平均点が60点ぐらいになるテストです。難易度の高い問題も混じっています。生徒たちにとっては、初めて「できない問題」にぶつかったことになるのです。そして「習っていない」という言葉になっていく。

勉強の本来の姿は、できない問題にぶつかっていき、それをできるようにしていくことにあります。そのことを子どもたちに知ってもらうことから塾はスタートしていかねばなりません。それこそが「原則的な学習」です。こうした難しいテストをやると、家では「習ってない問題ばかりやっているのじゃしょうがないわね」となって、塾から足が遠のくことはわかっています。ですが、miyajukuでは学習の原則は守りたいと考えています。お母さん。こどもさんの「習っていない」という言葉の意味を鵜呑みにせず、もう一度よくとらえ直してみて下さい。

中学生についても同じです。中3生でも、こうした60点平均点になり、正答率が数パーセントになる難易度の高い問題が混じった試験はそれほど経験がありません。やっぱり中学の定期試験も、教科書の例題レベルの反復パターンの問題が中心です。できる問題ばかりですし、正答率が数パーセントなんて問題はゼッタイに混じっていません。しかし、県の高校入試にはそんな出題がちりばめられます。最終的な目標は、県の高校入試問題です。そのことを胸に刻んで学習を進めていきましょう。

それでは「良い夏休み」を。

「森の学校」の様子はこのブログでも報告する予定です。台風さん。あっちに行ってください(^_-)