ICTの県立高校での利用

神奈川県のいくつかの県立高校が「スタディサプリ」or「クラッシー」を導入するそうです。いずれの高校も「授業力向上推進重点校」「ICT利活用授業研究推進校」のいずれかに指定されていて、産学連携での協同研究という名目での導入になります。

まず、リクルートの映像授業「スタディサプリ」を導入する高校5校。対象は高校1年生で、この6月から来年の3月までの期間。

七里ヶ浜高校、藤沢清流高校、横浜旭陵高校、横須賀大津高校、城山高校

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160608-00000079-zdn_m-sci

また、ベネッセとソフトバンクのつくったClassi(クラッシー)を導入する7校。こちらは高校1年生対象で期間は3年間。

港北高校、松陽高校、伊勢原高校、麻溝台高校、生田高校、秦野高校、上鶴間高校

Classi(クラッシー)はベネッセのテストと連動していて、できなかった問題の学習動画やドリル演習ができるようになっているらしいです。

http://www.sankei.com/economy/news/160607/prl1606070232-n1.html

こういう時代です。高校の現場でもICTをどう導入し、どう使い込んでいくか、様々に考えて実践しはじめているのでしょう。

ただ、公立の学校でICTを使いこなせるのかどうかちょっと疑問です。こうしてICTが教育の現場にどんどん入ってくるようになるずっと以前から、学習塾ではICTをどう学習の現場にとりいれるか、効果はどうなのか、コストは・・・ 様々に検討し、検証を続けてきています。miyajukuでも、反転授業をメインとした「通わない塾コース」をしっかりと運営するまで何年も時間がかかっています。ICTは使いこなすのに時間と労力が本当にかかるものなのです。

まぁ、だからこその産学協同での研究なのでしょうが。これからの流れにちょっと注目です。

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