「ゆとりからの決別」 その2

今後10年間の間に劇的に変わっていくとされる教育の現場。そうした中でこどもたちに対して親ができることって何だろうか、という話題の続きです。
答えは2つあります。ひとつは さまざまな体験をさせよう ということです。
子どもの可能性は無限です。でも、じっと待っていてもその可能性は開花しません。外からの刺激があってこその可能性です。そして、その刺激は、決して学校だけに任せておいてよい、というものではありません。もちろん、学校には学校の役割があり、学校でしかできないこともあります。何よりも「集団の中でものを考える」ということは、学校に通ってこそのことです。
ただ、最近の学校は忙しすぎるようです。何でもかんでも学校に押しつけられて、学校の先生はアップアップの状態です。思考力が大切だ、といわれても、辞書を引いたり、図鑑で調べたり、博物館で本物をみせたり、といったじっくりと「考える時間」をとることが難しいようです。それなら、家庭でそうした時間をたっぷりと持とうではないですか。
人気の県立中等教育学校。入試ではなく適正検査を実施しています。入試と適正検査って何が違うかおわかりですか。入試はある程度の時間をかけてしっかりとしたカリキュラムのもとで学習していけば結果がついてきます。しかし、中等教育学校の適正検査は、時間をかけても、努力をしても、なかなか結果はついてきません。まさしく「思考力」を問われるからです。
資料もとに計算をし、そこから導かれたグラフを読み取って、自分の考え方を150字前後でまとめて解答する。中等教育学校の出題のひとつのパターンです。こうした問題に対処するには、やはり普段から「どうして」とか「なぜ」といった疑問を持ち、それについて調べ、印象批評ではなく数値をもとにした結果から自分なりの考えに結びつけていく、といった経験が必要になってきます。
こうした出題は、中等教育学校だけでなく、県立高校の入試にも増えています。もちろん、高大接続改革で、大学入試問題が変わっていく方向も同じです。
毎日の生活の中で、子どもに問いかけ、考えさせる習慣をつけましょう。スーパーに買い物に行ったときも、季節によってどんな食材が並んでいるのか、箱の表記から産地はどこなのか、そして、帰宅してから地図帳を開いて場所を確認し・・・ そんな時間を積み重ねていくことが大切です。
うーん。うちは共働きだし、そんな時間的余裕はないな、というご家庭はどうすればよいか。簡単な話です。その答えは次回(^o^)
つづく