2016年県入試問題分析 英語 その1

高校入試から1週間が経ちました。時間が許すときに少しずつ入試問題の分析をしていきたいと思っています。今日は「英語」についてちょっとふれておきます。

今年の入試問題の中で最も難易度のあがったのが「英語」です。出題の形式そのものは昨年とほとんど同じだったのですが、平均点は10点近く下がるはずです。何がそんなに難しかったのか、ということを今日はふれておきます。

まず、問1のリスニング問題。ほとんどすべての生徒が「話すスピードが速くて聞き取れなかった」という感想を言っていました。昨年も同じような感想を聞いたので、来年度に向けては「ネイティブの話すスピードに近いリスニング」の練習をしなければなりません。

また、(ウ)の問題は、昨年度から「英文を聞き取って英語で設問に答える」問題になっていました。形式は今年も同じだったのですが、want + 人 + to-不定詞の構文で、ふたつのことを聞き取って答えねばならず、正答率は10%を切っているのではないかと思います。かなりの難易度でした。

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英語問1ウ解答

その他、問2は英単語、問3は文法穴埋め、問4は並べ替え、問5・問6が英作文、問7〜問9が長文読解といった構成は昨年と同じです。まず、リスニングの10分をのぞくと40分でこれだけの量を解かねばなりません。ほぼムリです。わたしも事前の指導では、問7〜問9は問8の「図表をふくんだ英文読解」の問題を解いて、問7か問9はどちらかにしぼってやること、と指導せざるを得ませんでした。英文を読む力がない生徒はこの3問はほぼ全滅になります。

来年以降の受験生は、まず、この大量の問題を手際よく解いていくチカラをつけなければいけないことをしっかりと肝に銘じておきましょう。そうしたチカラは、学校の英語の授業ではつけることは不可能です。あのユルユルとしたペースの学習ではなく、必要な情報を的確に素早く英文の中から見つけていく演習を数多くこなさねばなりません。

まずは ここ から問題をダウンロードして、その大量の英文と図表と向き合うところから、英語の受験勉強はスタートです。