LINEいじめ

今日も私の乗っていた小田急線が、中央林間駅に到着した時の車内アナウンスで「ただ今、新百合ヶ丘の駅にて人身事故が発生し・・・」とありました。9月のはじめは自殺が最も多いらしいです。中高生も学校がはじまり、夏休み明けのこの時期が、最もいじめが発生しやすい時期とのこと。保護者の方は注意をしてこどもさんを見ておきたいときですね。

最近のいじめは目に見えないのも特徴のひとつです。たとえば「LINEいじめ」です。今やSNSは、中高生のコミュニュケーションツールのメインをしめています。私も時々、今時のLINE事情を生徒たちに聞きますが、中学生で10ぐらいのグループに所属しているのが普通です。部活のグルーブ、クラスのグルーブ・・・ そんなLINEでふとしたことからいじめがはじまってしまいます。

こんなサイトがあります。
http://linelog.jpn.org

時間があるときにでものぞいてみてください。のサイトは、いじめ防止啓発の目的で作られたそうですが、今時の中高生の「LINEいじめ」がどんなふうにはじまるのかがリアルにわかります。

LINEではちょっとしたことが大きくエスカレートしていきがちです。もともとリアルな世界ではないので、現実世界との区別がつきにくいです。「死になよ」と言っている方は軽い気持ちだとしても、言われた方はズシンと受けとめてしまいます。しかも、文字情報なので何度も読み返せて、その度に気持ちが大きく揺らいでいきます。どうして簡単に死ぬことを選択してしまうのだろう、と親は思うのでしょうが、ソーシャルメディアの中は「仮想現実」なので、死を選択しているといった意識さえも希薄になってしまうのです。

信じられないでしょうが、SNSの世界では「ノリで人を死に追いやる」ことができてしまう、ということです。しかも、人を死に追いやるきっかけは、ただの既読スルーだったりするのです。

しかし、時代に対して文句を言ってもしかたがありません。子どもたちの世界の中には、ソーシャルメディアが空気と同じように存在しているのです。子どもにスマホを持たせない、といった選択もある程度の年齢までは有効でしょうが、それも限界があります。やはり、どうSNSと付き合うのかを親子でしっかりと考え、親がつねに寄りそっておく必要があります。

この稿は続きます。